年齢や体力を理由に、テニスは難しいと思っていませんか?
私は普段、テニスクラブ&スクールでフロントのアルバイトをしています。自分でもテニスを楽しんでいて、テニスは生涯スポーツだと感じています。
始める時期も、楽しみ方も、人それぞれ
私が知っている70代後半の方は、定年退職してからテニスを始めました。今では大会に出場するため、全国を駆け回っています。退職後に始めたテニスが、各地で試合に挑戦する楽しみにつながっているんです。
50代でテニスを始めた方は、マンツーマンのレッスンからスタート。今ではグループレッスンに参加できるまで上達しています。最初からみんなと同じようにできなくても、自分に合った学び方で少しずつ進んでいけるんですね。
定年退職を間近に控え、久しぶりに運動を再開した方もいます。筋肉痛に悩まされながらも、体を動かす気持ちよさを感じているそうです。
大会に挑戦する。できることを少しずつ増やす。体を動かすことを楽しむ。目指すところも、始めるペースも、人それぞれです。
こうした方たちの姿を見ていると、年齢だけで「もう遅い」と決めなくてもいいのだと感じます。50代・60代からでも、その先に自分なりの楽しみを見つけていける。それも、私がテニスを生涯スポーツだと思う理由です。
日本プロテニス協会の「テニスをすすめる10の理由」というポスターには、体のこと、頭を使うこと、生活を豊かにすることなど、テニスの魅力がまとめられています。私がテニスを通じて感じてきたことも、このポスターに詰まっていると思いました。

テニスは、詰将棋に似ている
年齢を重ねれば、体力や動き方も変わります。ボールのスピードをゆっくりにしたり、打つ場所を工夫したり。そのときの自分に合わせて、プレーの仕方も変えていけます。
私は、テニスって詰将棋に似ていると思うんです。
「ここに打ったら、こう返ってきそう。だから、このあたりで待っておこう。次は、相手のいないスペースにボールを送ろう」
そんなふうに、一球先、もう一球先を考えます。もちろん予想どおりに返ってくるとは限りませんが、返球を読んで待つことで、無駄に走ることを減らせます。考えたとおりにボールが返ってきたときには、読みが当たる面白さがあります。
速いボールを打つ楽しさもあれば、狙った場所に打って、次の一球を組み立てる楽しさもある。年齢や体力に合わせて、ボールの速さや打つ場所、動き方を変えながら楽しめるんです。
人との距離も、自分のペースで
私にとって、テニスにはもう一つ、続けやすい理由があります。
私は人見知りで、人付き合いが得意なほうではありません。でもテニスでは、目の前のボールを返すことに集中していると、余計な雑念が離れていきます。
私は「テニスオフ」や「テニスベア」を利用して、初めて会う人ともテニスを楽しんでいます。
テニスオフは、練習や試合の参加者を募集したり、その募集を見て参加を申し込んだりできるウェブサービスです。テニスベアも、練習会やレッスンなどのイベントを探して参加できるサービスで、コート探しにも使えます。
テニスオフ:https://www.tennisoff.net/
テニスベア:https://www.tennisbear.net/
地域や日程、自分のレベルに合う募集を探せるので、いつもの仲間とのテニスに加えて、全国各地の人とつながるきっかけになります。たとえば、旅行先や引っ越し先で「この近くで一緒にテニスができる人はいないかな」と探すこともできます。
募集の数や対象レベルは地域・時期によって違うので、参加条件や費用、練習内容を確認して、自分に合う会を選びます。
「テニスをする」という共通の目的があるから、初対面でも一緒に楽しめる。そんなところは、リベシティのオフ会にも通じるものがあると思います。
そこからテニスの輪を広げることも、その場のプレーを楽しむだけにすることも、自分で選べます。
自分に心地よい距離で人と関われることも、私にとっての魅力です。
その年代、その人のテニスを楽しむ
70代、80代にも、その年代のテニスがあります。
ボールをゆっくり打ち合う。配球を考える。次に返ってくる場所を読む。自分の体力に合わせて、そんな楽しみ方を選んでいけます。
これからテニスを始めたい方も、久しぶりに再開したい方も、「今の自分に合ったペースで楽しめる場所」という視点で、スクールや練習会を探してみてはいかがでしょうか。参加前にレベルや練習のペースを確認しておくと、自分に合う場所を選びやすくなると思います。
今から始めたテニスが、70代、80代の楽しみにつながるかもしれません。年齢を重ねながら、楽しみ方も変えていける。だから私は、「テニスは生涯スポーツなんだよ」と伝えたいのです。


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